2013年08月20日

鳥居の若返り!

室戸岬の空海ゆかりの場所、御厨人窟(みくろど)と神明窟(しんめいくつ)は、約3,000年以上前に波の力で岩が掘られて出来た洞窟です。それぞれの前には鳥居が立っていましたが、今年、7月なかばの大安の日に、それが新しい鳥居になりました。
新しくなってみると、2つの鳥居の形の違いが目につきます。
Shrine1.jpg
好奇心まんまんのガイドとしては、もちろん放っておけません。ガイドのKYさんとKHさんが、宮司さんに聞いて来てくれました。

右の神明窟にある鳥居は、「神明鳥居(しんめいとりい)」という種類だそうです。一番上に横たわる木が反ってなくて、上から2番目の木は縦の柱より外に出ていません。
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神明鳥居がある神社に祀られるのは、神話の「天つ神(天津神)」。高天原(たかまがはら)にいるか、またはそこから下った神々のことで、位が高いそうです。ここ室戸岬の神明窟には、神明宮という神社として、アマテラスオオミカミが祀られています。

左の御厨人窟にあるのは、「明神鳥居(みょうじんとりい)」という種類の鳥居。一番上の木が反っていて、2番目の木は柱を貫いて外に出ています。
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この三角形の木は、楔(くさび)だそうです。
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明神鳥居のある神社には、神話の「国つ神(国津神)」、つまり、地に現れた神々が祀られるそうです。この御厨人窟には、五所神社という神社として、オオクニヌシノミコトがまつられています。

鳥居には、7月にはまだ注連縄がありませんでしたが、8月になってからこのようになりました。
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室戸では7月末にはもう稲刈りをする所もあるので、今年の新米の藁で注連縄が出来たのかな?などと、ガイドの間で話しているところです。

自分達の地元であっても、知らなかったことが次々といくらでも出てきます。
そして知ったら、見慣れたものの見え方が変わりますね。その楽しさがわかってきたガイドが、みな口をそろえて言う事ですが、ガイドの好奇心にも、学びにも、きっと終わりはありませんね。

それにしても... 私達もこんな風に、お肌すべすべピチピチに若返れたら...。

posted by ジオ案内びと at 22:43| Comment(2) | 室戸のこと
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