2014年08月31日

いにしえの室戸への時間旅行

ガイド研修部 五島・原田です(^O^)/
8/30は、土佐史談会の今井章博氏を講師に迎えた講習会
『いにしえの室戸への時間旅行in岬観光ホテル』に参加しました。DSCN2272.JPG
『いにしえの室戸への時間旅行』という題に惹かれて参加しましたが、本当に楽しくあっという間の一時間半でしたるんるん
ジョン万次郎が室戸岬沖を漂流した時、鯨組の山見台が見えた事を書いた本の紹介や、江戸時代のお遍路さんのパスポート(寺請状)を見せてもらい一気に昔へタイムスリップしたようでしたわーい(嬉しい顔)
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天保年間の四国遍路ガイドブックには、最御崎寺への女道が詳しく書かれていて「女人禁制」の歴史が解りました。
また、元海岸の硯ヶ浦でとった硯石で造った硯をお遍路さんに土産物として売っていたという話も初めて聞きました。
昭和2年に日本新八景の海岸の部で261万票を取って室戸岬が一位に選ばれ観光地として注目された事や、昭和10年に土讃線が開通し、観光PR映画が作られ観光ブームが起きた事を映像を交えて話して頂き興味深かったです。
他にも『南国土佐をあとにして』のヒットで、歌詞の「室戸の沖で鯨つったと〜」から室戸への観光客がたくさん来るようになった事や、昭和35年には室戸市に映画館が12件もあったなんて初めて知りました。DSCN2273.JPG
今は室戸ジオパークとして注目されている室戸市ですが、こんな素敵な歴史があった事を学べて本当に良かったです(^v^)
これからますます室戸にお客様が来てくださるように、今日の学習をヒントにして頑張りたいです(^^)v

posted by ジオ案内びと at 10:18| Comment(0) | 研修・講座

2014年08月23日

”うみがめ”について

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本日ジオガイドの勉強会に、NPO法人日本うみがめ協議会・室戸研究基地・渡辺紗綾さんをお招きしてウミガメの生態をお話して頂きました。私達が一般的に知る事と事実の違い、知らない現状の意味深さに考えさせられました。
世界にウミガメは7種類生息しており(全てが絶滅危惧種)、その内日本は5種類もが海遊しています。
室戸で産卵するのは、”赤ウミガメ”と言う種類のカメですが、歯がないのに貝を殻ごと食べるせいか筋肉が発達していて頭が大きいです。平均年齢は約80歳(解剖するとヒレの付け根の内部が年輪のようになっていて判定可能)。20歳で成人し、その後成熟され生殖器が卵を産めるように発達するそうですが、80歳でも可能だそうです!孵化したカメは千頭に1頭生存と言われ、本州は数が回復している半面近年四国は赤ウミガメの数が減っています。一つの原因としては、多くに定置網にかかり死亡するそうです。
赤ウミガメは6〜8月に産卵期を迎え2週間に1回100個程の産卵をし、産卵から2カ月後に孵化、24時間以内に海に戻らなければなりません。この”24時間”には非常に生命に係わる意味があり、海に戻るこの間にカメは海で生きていく為の体が作られるそうです。なので、人間がそこに手を出してしまうのはけして助けにならず、海に出てからカメ自身が生きていけないのです。夜に海へ泳ぎ出すのも意味があります。子ガメの背中は黒っぽく腹は白っぽく、海に出るまでの砂上で葉に似せてカモフラージュでき、夜の海上に出てからも空から襲われることもなく、海の下からは腹が白っぽいので海面と同化し生命を守ります。カメの卵はそこから動かすと生命体が崩れ、孵化率が下がってしまいます。人の親指程の脳しか持たないカメは餌の多いメキシコまで泳いで行き、室戸へ戻り産卵する・・・どうやってその長い路を知るのだろうと不思議ですが、体全体で生き抜こうと何かを察知しながら命を繋いでいると感じます。自然は自然のまま見守ることが大切で、人の都合にそれを合わせるのではなく、むしろ人間が自然に合わせることが保護になるのではないでしょうか・・・毎年、赤ウミガメが帰ってこれる浜を守っておくことが室戸に出来ることではと感じました。


posted by ジオ案内びと at 17:02| Comment(0) | 日記